§2. Cokpit Manual

§2-3. MULTI FUNCTION DISPLAYS

(1) MFDの概要と設定 『BMS432_dash1.pdf』 Page:95-96

 MULTI FUNCTION DISPLAYS(以下:MFD)はフロントパネルの両側に配置された多目的ディスプレイです。左右の2つのディスプレイは独立しており、それぞれに20のプッシュボタンと4つのロッカースイッチを備えています。これらMFDは、右側コンソールにあるアビオニクスパワーパネル( §2-1.1)項の図中49:電子機器操作パネル )のMFDスイッチから電源を供給されています。

 プッシュボタンは、画面上部の一番左のボタンを1番(OSB 1)とし、そこから時計回りに20番(OSB 20)まで番号が付けられています。画面上と左右の15個のボタンは、表示されているページに応じてその機能が変化し、ボタンの横にその凡例が表示されます。これらとは対照的に、画面下の行(OSB 11から15)は、ページに依らずほぼ一定の機能を果たします。また、このうちのOSB12から14はダイレクトアクセスボタンと呼ばれ、設定によって任意のページにすぐに切り替えることができます。ですから、このダイレクトアクセスボタンには、使用頻度の高いあるいは重要なページを割り振るようにします。

mfd_OSB_Num

 ではダイレクトアクセスボタンの設定を行います。下図の画面に右下のボタンより、「Data Cartridge」ウィンドウを開き「MODES」タブをクリックします。

 これから説明する手順を踏まない場合、ダイレクトアクセスボタンにはどのページも割り振られていません。これは自分で任意に設定することもできますが、分からない場合は「RESET」を押すとデフォルトの設定が読み込まれます。この設定データは、\Falcon BMS 4.32\User\Configフォルダ→「mfd_def.ini」ファイルから読み込まれています。

 この設定はマスターモードごとに、左右のMFDそれぞれに行うことができます。下図の場合、A-Aマスターモードにおいて、MFD1(左画面)にはPrimary:FCRページ、Secondary:FLCSページ、Tertiary:TESTページがダイレクトアクセスボタンに割り振られ、このモードに切り替わった時の初期画面は、Primary:FCRページが表示される設定になっていることを示しています。

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