§3. Flight Manual

ランプスタート

§3-2. ランプスタート

 BMSには下記の3つのスタート手順があります。

Ramp
補助電源を点けエンジンを始動させるところからスタートします。
taxiway
エンジンは始動しており、タキシングするところからスタートします。
Runway
離陸直前の滑走路からスタートします。

ここでは、エンジンの始動から行うRampスタートについて説明します。管理人自身もほとんど理解しきれていませんが、ここでの方法でも問題なく離陸でき、各計器も動作するはずです。

1) エンジン始動前チェック 『Main Checklists.pdf』 Page:2~3/16

 ミッションのスタート画面で「RampStart」を選択すると、駐機場に止められた状態から始まります。まずは補助電源を動かしてエンジン始動までを行います。以降、赤字はみなさん自身が何らかのボタン操作等を行う必要がある項目を示します。その他は、デフォルトですでにスイッチ等がセットされている項目または(おそらくやらなくても問題がないであろう)確認項目です。したがって、最低赤字のみ確認していけば、最短時間で作業完了となるはずです。各計器のチェックは、左側コンソールすなわちパイロットの左手後方から時計回りに、前面フロントパネルを通って右側コンソール(同右手後方)まで順に行っていくものとします。

STEP1 VERIFY CHECK

 ここで確認するスイッチ類は、要求されている設定になっていなかった場合、エンジン・スタートが正常に動作しなくなる重要なスイッチです。

(1) FUEL MASTER switch
ON - Guard down
(2) ENGINE FEED knob
NORM
(3) EPU switch
ON - Guard down
(4) ENG CONT switch
PRI - Guard down
(5) THROTTLE
OFF
(6) LD GEAR handle
confirm Down and locked
(7) HOOK switch
UP
(8) MASTER ARM switch
SAFE(OFF)
(9) AIR SOURCE knob
NORM
VERIFY CHECK LEFT CON VERIFY CHECK RIGHT CON
STEP2 BEFORE ENGINE START

 エンジンスタートまでに行うチェック項目です。

10) MAIN PWR switch
BATT - Verify FLCS RLY light ON
(11) FLCS PWR TEST switch
TEST and hold - Verify lights ON
(12) FLCS PWR TEST switch
Release
(13) MAIN PWR Switch
MAIN PWR - Verify lights ON
(14) EPU GEN & EPU PMG lights
Confirm OFF
(15) Communications
All set to assigned UHF Backup
(16) Canopy
Closed – locked - no light
BEFORE ENGINE START

注:電源の消耗を防ぐため、MAIN PWRスイッチをBATTかMAIN PWRにセットしてから5分以内にエンジンを始動するようにして下さい。

STEP3 STARTING ENGINE

 エンジンの始動に進みます。ここでは、マニュアルや実際の手順にはないBMSのバグによるちょっとしたコツが必要になります。上手くエンジンが始動しない場合は、この項目をチェックしてみてください。

(17) JFS
START 2 - check JFS light ON
(18) THROTTLE
Advance to IDLE at 20% RPM
(19) Idle Detent
Toggle
(20) SEC caution light
Check OFF around 20% RPM
(21) ENGINE warning light
OFF at 60% RPM
(22) JFS Switch
Confirm OFF (snaps OFF at 55% RPM)
(23) HYD/OIL PRESS light
OFF between 15 and 70% RPM
STARTING ENGINE

(18)の手順でスロットルを開きますと、エンジンの回転数が上がっていき、中央コンソール右側にあるRPMインジケータの針が20~30%の値を指します。このとき、右側補助コンソールにある警告灯の「SEC」ランプが消えます。

上記手順ののちスロットルの付根あたり(※マウスカーソルが緑色に変わる部分があるはずです。これは本来『Idle Detent Swich』を押す手順だと思われますが、)をマウスで左クリックし、さらにスロットルを開きます。すると、RPMインジケータの針が徐々に上昇していき、エンジンに火が入ります。

STEP4 ENGINE CHECK AT IDLE

 エンジンが始動すると、各機器に電源が供給され計器類も機能するようになります。基本的に問題は起こらないはずですが、下記事項をチェックします。

(24) FUEL FLOW
700 – 1700 PPH
(25) OIL pressure
MIN 15 PSI
(26) NOZ POS
Greater than 94%
(27) RPM
62 – 80%
(28) FTIT
Below 650°C
(29) HYD PRESS A&B
2850 - 3250psi
(30) Throttle cutoff release
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